遊泳する言葉

Category Page

さくらがさいた

さくらが咲いたただそれだけのことだけどどこかの誰かに知らせたいとおもう自分のなかのどこかの自分にも知らせたいとおもうさくらが咲いたただそれだけのことだけどことしもまたただそれだけのことだけど...

あたらしい年がはじまった

あけましておめでとうございます。陽がのぼり、陽がしずみ、秋がゆき、春がくる、やはり地球は回っているんですね。でも年ごとに、その回転は速くなっているような気がしてなりません。一日が、一週間が、そして一年が、なにするでもなく、あっというまに過ぎてゆきます。時の車輪にはブレーキもないのでしょうか。これからはむやみに大きな喜びを追うのではなく、小さな喜びをちまちまと、ゆっくりのんびり拾いあつめていこうと思...

空気はネバネバしているか

夏から秋に、すこしずつ季節が変わりつつあるのだろうか。昼間の騒がしかったセミの声がしなくなり、夜になると虫の声がさかんになった。陽射しも透きとおって澄んできたように感じる。四季にはそれぞれに色があるらしい。春は青、夏は朱、秋は白、冬は黒だという。秋は白い季節なのだ。俳句などでも白い秋とか白い風といった表現があるようだ。「石山の石より白し秋の風」(松尾芭蕉)目には見えないが、白い風が吹いている。虫た...

花の声はどこかに届くのか

朝顔の花は、「あ」と発声しているような口の形で、咲いている。朝だから、朝だようと言ってるのだろうか。それとも、(もう)明るいとか(夜が)明けたとか、暑いようとか秋だようとか、愛してるとか飽きちゃったとか、それともアーアと、大きなあくびでもしているのだろうか。大阪の朝顔なら、アカンとかアホウとかも言ってるかもしれない。わが家の朝顔も、それなりの人格を感じてしまうほどに長い付き合いとなった。毎年おなじ...

次の扉はどこにあるか

サッカーのワールドカップが始まった。ブラジルとは12時間ほどの時差があるのかな。朝起きの時間が乱されそうだ。ボールの行方を追ってるうちに、こっちが時差ボケになってしまうかもしれない。あるネットニュースの記事に、日本選手のふたりの会話がピックアップされて載っていた。 長友「オレ、次の扉、開いたわ」 本田「オレ、目の前の扉で格闘しているわ」イタリアのチームで活躍しているふたりは、住んでるところも近くで...

また、うぐいすが鳴いている

あっというまに、花々が若葉にかわった。季節の足が速すぎるような気がする。ぼくも早足だが、それでも追いつけない。季節と駆けっこする考えはないけれど、なんとなく周りのいろんな動きに、置いてきぼりにされてる思いがしてしまう。季節の歩みが遅いと感じていた頃もあった。その頃は若かったのだろう。先走っていたり慌てていたりすることが多かった。速いということがなによりと、習慣づけられていたのかもしれない。せっかち...

猫の詩論

ここ1年ほど毎日、ある詩投稿サイトの詩をすべて読むようにしてきた。そこでは日に50編ほどの詩が投稿されている。中には散文や短歌俳句などもあるが、ほとんどは詩作品である。常連もいるが新しい顔ぶれもある。いずれにしても、よくこれだけの詩を書く人がいて、次々と作品が生まれてくるものだと驚く。投稿する人もさまざまだから、作品もさまざまだ。玉石混交というか雑多というか、なんでも有りが詩の世界だから読み分ける...