遊泳する言葉

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ラプソディ・イン・ブルー

こごえる冬もずっときみのことをおもっていたシャイでおくびょうでわたしの声は小さいからきみにはまだ届かないかもしれないけれどすこしだけ、春……*『芸術の神様が降りてくる瞬間』のつづき。ジャズピアニストの山下洋輔との対話―音楽、特に即興演奏は言葉による会話に近いのではないか、という茂木の問いかけに、山下はこたえている。「相手がいるときは、まず相手との関係ですね。相手と意思が疎通するというか、相手が何をやっ...

遠くの声をきいている

冬の空にぽつぽつと花の明かりがともった花は遠くからやってくる香りも遠くからやってくる風のような言葉ではない言葉遠くの声をぼくはきいているぼくの花言葉(蝋梅の花)「はやく君に会いたい」*茂木健一郎の『芸術の神様が降りてくる瞬間』を読んでいる。対談集であるが、たまたま町田康の『東京飄然』というエッセイ集を読んでいるところなので、町田康との対談を興味深く読んだ。茂木は、彼の研究テーマでもある「クオリア」...

おうい、雲よ

おうい雲よゆうゆうと馬鹿にのんきさうぢやないか山村暮鳥のそんな詩を思い浮かべながら、雲を眺めていた。遠い日のいつかは、ぼくが雲になっていた。ふわふわと、どこへ流れ着くのかもわからなかった。いまはただ、眺めるひとだ。ぼくはどこかへ流れ着いたのだろうか。枝ばかりになった冬木をかすめて、雲はやわらかくそっと赤ん坊の春を運んでいった。...

おみくじは吉だけど

近くの神社に初詣に行った。ふだんはひっそりとした神社だが、正月三が日だけは社務所の窓も開け放たれ、破魔矢や神札なども並べられて、神職や巫女さんなども忙しくしている。その賑わいにつられてつい、おみくじを買ってしまった。以前からおみくじには興味をもっている。それぞれの神社にはそれぞれのおみくじがあり、その内容には大差はないのだが、表現の仕方にそれぞれ特色がある。ぼくが関心があるのは、おみくじの内容では...

ぴょんと! 謹賀新年

ぴょんとぴょんぴょんととびたいとんでみたい!もういちどもっと新年あけまして おめでとうございます。ことしも よろしくお願いします。...